サンシャペル教会-Sainte Chappelle-で、(観光人向けだけれど)クラシックの演奏があるのがオススメと教えてもらっていたので、それを見に行こうとしていたのだ。
サンシャペルは世界遺産になっていて、ゴシック建築の最高峰だそうだ。ステンドグラスの美しさは息をのむ程で、一日居ても飽きない場所。世界で一番美しい教会と言うひとも居る。
フランスは、クラシックの近現代の作曲家をはじめ、絵画も映画も、ほんとうに素晴らしい芸術家を輩出している国と言うイメージがある。
留学している人も少なくない。それほど魅力のある場所であり 環境なのだと思う。
サンシャペルの前に着くと、長蛇の列。んん?どっから入るんだ?
と…なんとこの日の演目は前売りチケットが必要みたいで(?)とにかく今からでは入れないそうだった。
ドーン(*_*)・・・・・!!!
目的を失ってしまったのでウロウロとして、セーヌ川を渡って人口海岸を見たり、デパートを見たりしていた。
行かれなかったのが、まさに残念過ぎた。

ノートルダム大聖堂から出ようとしたその時に、外で「ドン!」と言うモノスゴい音がした。
入り口辺りで人がザワザワと波打っており銃撃戦でも始まったのかと思ったくらいだったが、その正体はスコールによるものだった。
雨が上がるまで、立ったり座ったりしていた。
その時、心に響くものはなにひとつ無かった。
いいのか悪いのかも分からなかった。

雨上がりに青空が見えた。嘘みたいな、真っ青な青空!!
夏は日が長く、パリは石畳の道なので、雨上がりは美し過ぎる。
ちょっと滑るけれど。

ほんのわずかなフランスの滞在時間が、そろそろオシマイの予定だった。
ここからイタリアを経由して、アジアへ向かう。
* Nikon D40x + NIKKOR 50mm f/1.8D CPL