日本の国境の島、沖縄県与那国島・西崎のアヤシイ魅力にすっかり魅了されて、こうなったら反対側の北の端っこも行きたいと思った。
現在、民間人が通常の交通手段で到達することができる東西南北端は、
【最北端】
宗谷岬(北海道稚内市)
離島を含まない日本の最北端。通常の交通手段で弁天島に到達するのは困難であるため、民間人が到達することができる日本の最北端は宗谷岬となる。
【最南端】
波照間島・高那崎(沖縄県八重山郡竹富町)
【最東端】
納沙布岬(北海道根室市)
【最西端】
与那国島・西崎(沖縄県八重山郡与那国町)
日本が領有権を主張している範囲にある東西南北端のうち、唯一、民間人が到達することができる。
日本は狭いとも言われるが、民間人が上陸することは困難な離島の離島も入れると、実は日本の領土ってとてつもなく広くて、世界第6位の面積を誇るそうだ。
本当のはじっこの沖ノ鳥島(東京都小笠原村)や南鳥島(東京都小笠原村)の写真を見ると、ただの岩礁で、それはあまりにも遠く、気が遠くなって鳥肌が立って来る。
【宗谷丘陵〜宗谷岬。】
空港から宗谷岬行きのバスに乗りこむ。往復で2000円。
客は中年夫婦2組と私だけだった。
どこまでも雄大で、草で覆われているため車両がやっと1台通れるくらいの道の両脇には、手が届きそうなところに牛が居た。
宗谷岬はバイクや自転車で到達する人が多く、やたらと最北端の看板が掲げられ、最北端ステッカーに最北端ラーメン、最北端イカ焼きに最北端まんじゅうが売られ、何でもアリなのであった。
スピーカーから「あぁ宗谷岬」みたいな歌がひたすら流れていてシュールだ。









* Nikon D40x