なんでみんな、どうしてこう 優しくしてくれるのだろう。
落ち込んでいると、友達が来てくれる。生きる為のご飯を作ってくれ、音楽の作業をくれ、次に繋がる話しをさせてくれる。
そこから外に連れ出してくれる。家の布団から出れない時はお手紙を届けてくれたり、宅急便を送ってくれる。
大量の本(大好物)を置いて行ってくれる。
私はそれらの優しさをコートのポケットに忍び込ませて、歩いている。
色んな経験を経て、自分たちも少しは大人になってきたからなのかな。
肝心なことは自分の足で立たなくちゃならない。だから支え合ってく。
80年後にはみんな居ないなんて、不思議だな。
今週はまとまった時間が作れそうだったので、旅に出ようかと思っていた。
正しくは、ゲストハウスだったり、人が集まる生活に触れたいと思っており、行き先を色々と考えていた。
そんな中、お隣の県で大雪で孤立のニュースが流れ、心を痛める。
結局、週末のライブが終わった後そのまま、元同居人の相棒(写真右後ろ)のホームスタジオに居候生活をし始めた。
場所は東京都北区。
一日中タバコと酒が出ていて、24時間パソコンも付きっぱなしだし、昼も夜も無いし、相変わらず逞しくハチャメチャなところだけど!だからこそ「それでもいいんだ」と力が抜けて、ちょっといいかも!!
何より、気の許せる人達と、ずっと音楽制作をしているところなので、それはどんな薬よりも良薬な事を、残念ながら自覚している。
(そもそも私は「気の許せる」って一体なんなんだろう?と、根底から覆される毎に、こうして落ち込みナニモカモ投げ出しそうになる。)
過酷でも何でもない、普通の環境の中でも、
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる。

日曜日のria LIVE@恵比寿BATICA、見てくださった皆様、ありがとうございました。
女子3人で、変拍子やポリリズムを織り交ぜたキーボード3台とボーカルとドラム。元々、リハビリと言うコンセプトで5年ほど前から曲を作り始め、ようやくライブハウスでのライブと言うところに行き着いたので感慨深かったですが、もっともっと面白い試みをして行けると思っています。