Category: バックパッカー 2015.(フィンランド、アイルランド、ドイツ、台湾)
そこから、わたらせ渓谷鐵道、通称「わ鉄」に乗車します ⊂=⊂=⊂(┛゚Θ゚)┛イッテキマース

群馬県~栃木県の、山間のエメラルド色の川を臨みながら、渡良瀬川の渓谷地帯を走っていく電車です。
懐かしい駅舎や、季節の花、鉱山の歴史なども楽しむ事ができます。

水沼駅には駅舎と温泉が一体になった「水沼駅温泉センター」があります。
“すっぴん美人の湯”とお食事処があるとのことで、温泉に入る為にここで下車しました。ヨロシク( ゚ー゚)/゚

とても美しそうだったので、町の探検に出てみる事にしました。

お腹が空いたのでお食事を探します。「焼きいもくださーい!」 あれ、誰もいない。

歩いていると、なんとなーくこの町に漂う不可思議さのようなものがあります。

これはもしかして、人気(ひとけ)というものが感じられないからかもしれないと思いました。
飲食店があります。けれど やぶれた障子の隙間から見ても、誰か居るのか分かりません。

コンビニも、まるで廃墟のような印象です。

なんだろうねぇ、たぬきさん?

人の姿が見えないというのも怖いので、
駅に戻りましょう。

駅に戻ると、温泉のマスコットである河童の置物が出迎えてくれますよ。

きたきた!

列車は栃木県に突入。 車窓からだんだんと銅山関連の建造物が目につくようになります。
それは見た事もないような大規模の【廃墟】でした。

全てが廃墟ではなく、浄水場や変電所など、現役の施設もあるそうです (´-`)

江戸から昭和まで、栄えては衰退し、栄えては糾弾され、という歴史を刻んできたという、足尾銅山が近付いてきました。

足尾銅山の跡地は現在、現在は坑道の一部を観光施設にリニューアルされ、
「光と影 正と負」を未来に伝えて行こうと、 さまざまな展示がなされています。
これはもう入るしかありません!

ワッ(゚Д゚;) 暗い洞窟の中で蝋人形の展示がされています。ナイスなセンスですね。

坑道内は天井から水がポタポタと垂れてきたりして、鍾乳洞のようです。

山の中の坑道は横に掘るだけではなく縦にもたくさん掘られており、その高低差は約1200mもあるそうです。
掘られた距離の総延長は、東京から博多までの距離にも相当するということです。すさまじい。

観光用にライトアップされていますが、

あまりに美しいと感じる姿でした。

* OLYMPUS OM-D